インターンシップ体験記
2016年度は法政大学 キャリアデザイン学部 キャリアデザイン学科から2名のインターンシップ生を迎え入れました。 約1ヶ月間のインターン生活についてお話していただきました。
小林愛海さん |
根本稚子さん |
◆なぜインターンシップ先として、 ドリームインスティテュートを選びましたか?
小林さん:大学で人材育成のゼミに所属しており、「人材育成や人材活用」などの分野に興味があることから志望しました。
根本さん:私が志望した理由は、日々のオペレーションやマーケティング調査などの業務を通し、社会に出て働くことを実際に経験したかったからです。またその過程で、何が社会人に求められるのかを考え、現在の自分に足りない点を改善していくことを今後の大学生活の課題にしていきたいと思いました。
◆インターンシップで学んだことはありますか?
根本さん:「外の世界をみる(Out Of Box)」ということが鍵であると学びました。他企業の理念や戦略、実際のエピソードを知り、自社と比較することで真似すべき点や、他社にはない誇れる点など客観的に見ることができます。このように改めて自社を見つめ直すことで、受講生が様々な気づきを得ることができていたのが印象的でした。
小林さん:日々のオペレーション業務を行うなかで、ただやるのではなく「誰のために、何のために」を考えながら行い、受講生が気持ちよく研修を受けることが出来る空間作りの大切さを学びました。私にしか出来ない思いやりや気遣いが相手に喜ばれるようになっていくのだなと思いました。
◆実習中に出会った印象的なシーンはありますか?
根本さん:印象に残った研修は、実際に企業の現場に行き、基本的な考え方から現場の生の声までを聞く、異業種交流研修です。一見全く関係ないような2つの企業を掛け合わせて意味があるのだろうか、と思っていました。しかし、研修が進んでいく中で共通する点があり学びとれるものがあると思いました。独自価値を見出していくためにどうしたらよいかという課題は両方の企業に共通したものでした。このようなスタイルの研修は他にはない珍しいものだと思います。
◆大手企業の人事部訪問でインタビューをしてみていかがでしたか?
小林さん:事前打ち合わせで、本当に聞きだしたいことをスムーズに聞き出すことがいかに難しいかを感じ、話しやすい流れ作りに苦労しました。話の運び方や、伝え方を何度も話し合い工夫しました。人事の方へのインタビューで、大切なことが3つあると伺いました。「誰のために何をするのかを、きちんと組織内で共有すること」「社員ひとりひとりの声に耳を傾けるための仕組みを作ること」「商品の質を徹底的に追求すること」そうした姿勢の中から、本物のサービスが生まれるとおっしゃっていました。
◆マーケティングをして、感じたことはありますか?
根本さん: 今までマーケティングを全くやったことがなく最初は不安でした。しかし、いつも何気なく行っていたお店も、店内の作りや商品の配置、接客のサービスなど詳細に見ていくと、そのお店が目指しているテーマが分かり、新たな買い物の楽しみ方を見つけることが出来ました。
小林さん: 同じ切り口で様々な店舗を見ることで、これまで気づかなかった店舗の陳列方法、戦略、コンセプトを発見することができました。マーケティング調査は1人で行くよりも根本さんと一緒に行った時の方が、よりたくさんのことに気づくことができたと思います。同じものを見ていても捉え方が異なっていたり、着眼点が違っていたりしたのでマーケティングを行いながら会話が弾み、とても楽しい時間を過ごすことができました。
約一ヶ月間お疲れ様でした! |